レースシーズン前に何をすべきか考える
スマフォの再設定がとってもめんどくさい。
アプリのインストールと再設定に特に時間がとられる。
修理機が帰ってきたらまた設定。
気が遠くなる。
実業団のレース予定は昨年末には公表されているので、
本年のレース予定は各選手大まかでも組めたと思う。
年も明けて、西チャレまで2ヶ月と少し。
舞洲まで3ヶ月と1週間ほど。
レースの日は着実に近づいてくる。
レースの日は動かないのだから、”レースまであと何日”で練習を考える。
限られた日数と限られた時間でどのようにして強くなるか。
どんな練習をするか。
長距離の走り込みなのか、インターバルなのか、それともヒルクライムなのか。
昨年チャンピオンシステムで走った西薗良太選手が提唱する理論が普段自分が
考えていて、時に選手に伝えていることと合致する。
レースに出る以上、少なくとも千切れてしまってはレースにならない。
千切れてから粘って、10位でゴール、15位でゴールではいけない。
間違っても、この文章を着いて行くだけでせこいとか、消極的だと曲解しないで欲しい。
峠を越える・・・、55㎞/hの一列棒状の限界走。
そこに残らなければ、積極的に逃げる事も、スプリントに参加することもできない。
波状攻撃のように選手を襲う高負荷に耐え、残らなければならない。
高負荷に耐えるには高負荷の練習が必要。
だから涎が垂れるまで、嗚咽が漏れるまで、白目をむくまで(誰?)…。
一方、LSDに代表される長距離系の練習が不要かと言うと、そうではないと思う。
総合的な乗車技術の獲得、関節の強化、毛細血管の発達を促す。
簡単に言えばレース最後の局面で脚が乳酸まみれでない、地脚を作る。
この高負荷短・中距離と低・中負荷の中・長距離を別の物として意識して練習する。
プロであれば今日は高負荷、明日は長距離とプランニングできるが、私達アマレーサーは
練習にそれだけの時間が取れない。
週中の朝練と週末の練習でどのように表現をするか。
ここからは狙うレース(数年後も含めて)、年齢、回復力で個々の組み立てをして欲しい。
ちなみに私は狙うレースは100㎞以下で年齢的にも身体特性的にも疲労回復が遅いので、
自発的に150㎞を超える練習をすることは無いと思う。
朝練も週末練習も基本的にコースの中に平地高速巡航やスプリント、登りのもがきを入れ込む。
最初っから最後までのLSDはもったいないのでしない。
私自身はもう積極的に長距離は走らないが、逆に若き競技者が将来のPカテゴリーから海外に
照準を合わせて距離を踏んでいくのを否定はしないし、むしろ推奨する。
また、実業団選手であっても”月間2000、3000㎞を踏んで、強くなってやる”というアプローチも
言っている事と矛盾するようだが、これも熱烈に応援したい。
つまり、そこは人それぞれ。
最後はいつもの言葉で締めくくる。
”練習して感じ、良いと思えば継続する、振り返る、修正する、そしてまた練習の無限ループ”