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三味線の乱れ弾きの果てに・・・

さて、ワインも飲んだし、そろそろ寝るかと思ったらカーロスから

『明日も朝練予定ですか?』と。

これは翻訳すると・・・『朝練行くから付き合えよ』となる。

今は上げては無いが、現状把握はしたいので、サプリを飲んで朝に備える。

 

顔を合わすなり、『まだ上げてないから…』、『ランニングが・・・』、『筋トレの疲れが』と

お互い三味線を弾きまくる。

話し合いの末、本日の設定強度はメディオの強めと言う、微妙な設定。

揺れる心だな。

三味線でなく、確かに脚が重いが、容赦なく練習はスタートする。

 

最近は一人でメディオしかしていないので、やけにペースが速いなと感じる。

そうしているうちに第1計測ポイントを通過。

結構速いがな。

そこで、酸欠の頭で、はたと気が付く・・・彼のメディオの強めは俺のソリアか・・・。

気が付くと、ますます脚が重くなり、カーロスの後ろでサドルの前に座ったり

後ろに座ったり、凄い顔をしたりして、ちょっとでも楽な状態を作る。

しかし、如何に凄い形相をしてみても、楽になるはずはなく、50センチ切れては

追いつき、1メートル切れては、もがくことを繰り返し、三差路まで。

そこから勾配が少しきつくなる。

切れた…気持ちも体力も。

頑張りすぎると落ち込みも激しく、カーロスは闇へ消えた。

 

第2ステージは裏銭。

ここの勾配は結構好き。広島森林公園的な能力が必要なコース。

ここもひたすら、カーロスの一本引きに耐える。

安定した引きに、感心する。

ほんと強いな。

と、思っているうちに3段坂の1段目。

ここは難なく通過。

間に平坦基調が入って2段目。

ここも、ギリでしのぐがそこからの下り基調でアタックが有ることは織り込み済み。

予定していた下りアタック2,3発を何とかこなして、最終3段目へ。

ここまでくれば後は本能的に走ればそう間違わない。

自分の距離感で最終のスパート。

何とか先着。

ま、登りとはいえ、カーロス全引きであることは特記しておく。

 

あとは、嫌がるカーロスに一本坂のもがきに付きあわせる。

嫌だとは思うが、ゴール前で必要な能力はあれだ。

筋力の強化が大事だ。

 

自転車競技の特性で、ゴール勝負になる事がレースの大半。

最終7人でゴール前に帰ってきて、ゴール勝負で7位は悲しい。

集団で一番強かったのに着順は7位だったら、泣くに泣けない。

ゴールだけ上手く捌くことを勧めるのではない。

ちゃんとやることをやって迎えたゴール勝負なら、やっぱり勝ちたい。

競技の本質は勝つこと。

勝つための、武器は多ければ多いほどいい。