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嫌いだけど好き!

 

エアコンが嫌いだ。

その反面、とても恩恵にあずかっている。

職場でも、家でもお店でも。

 

嫌いな部分は、エコでない部分と不快な感覚。

自然な環境で暮らしたいという想いが有るが、

そんな理想がかき消されるほどに大阪の夏は過酷だ。

家に帰り、部屋中に熱気がこもっていると、もう迷いもなく

エアコンをつける。しかも強ボタンだ。

理想と現実の狭間で心は揺れる。

 

改めて書けば情けないようだが、人間の生活なんて

ほとんどがその狭間を行ったり来たりしている気がする。

それを超越し、突き抜け、不便でも苦しくても、汗にまみれても

理想の生活、生き方を貫き通せれば、それは素晴らしいが、

ちょっと変わった人の称号は免れないだろう。

 

一方不快な感覚とは・・・

暑くて、寒い。

どう表現すればよいのだろうか、エアコンをつけて寝ると

風の当たる皮膚表面が寒く、体の中が暑い。

肌寒く感じ夜中に起きる。

ふと腕を触ると、冷たくなっている。

そして胸元は汗をかいている。

 

風邪の時に熱を出して汗をかいているが、寒気がするような

ちぐはぐな感覚。

これが夜中から朝まで続けば、当然熟睡できない。

熟睡できなければ、疲れが残り走りに影響が出るのはもちろん、

仕事にも影響が出る。

 

エアコンをつけなければこのちぐはぐさは無いが、

汗にまみれて熟睡できない。

どちらにしても疲れは残り、仕事中は生あくびだ。

 

長距離系の私は体脂肪がきわめて少なく、体重も軽いので、

基本的に基礎代謝が大きくなく、熱を作るエンジンが小さいので、

外的気温のの影響を受けやすい。

雨が降れば一気に凍える。

 

無い物ねだりだが、体の大きな選手に憧れる。

大きな体で山を駆け上がり、平地はその体型を生かして風を切り

突き進む。横風が吹けばチャンス到来だと、上げまくる。

春先の雨にも凍えず、厳しいレースで生き残る。

古くはエディメルクスやインデュライン、今ならジルベールサガン

 

日本に生まれてよかった。

気候もヨーロッパに比べて厳しくないし、地形的にも

直線の横風区間が多発することは殆どない。

海外で走ればわかるのだが、大体において気候は日本より厳い。

そして、道路は悪く、コースは難しい。

当然日本語は通じず、コンビニも日本のようにはない。

 

そんな海外へ出ても通じるタイプ・・・

裸のような格好で眠り、細いタイプの人が、『寒くて眠れなかった』と

言うところを『え、気づかなかった』と言ってのけるタイプ。

胸板が厚く、走っている姿を横から見ると、お腹が出ているような体形。

物怖じせず、大事なレース前でも冗談を言って笑っていられる性格。

 

困ったな。全部持ち合わせていないではないか。

いつも言ってること・・・

無い事を嘆くより、どうすればない部分を補えるかを考える。

その方がずっと生産的だ。

ああ、今日も湿度が高く寝苦しそうだ。

 

嫌いで好きなエアコンをつけて寝るか。