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実業団石川

 

実業団石川ロードが終わった。

開催地は福島県石川町。

サブタイトルは東⽇本大震災復興⽀援大会となっている。

表面上は何も震災の影響を感じないのだが、やはり風評被害

根強くあり、観光や農産物の被害はいまだに残っているらしい。

 

スタート地点は学校法人石川高校前。

略して学法石川

もっと略して学石(がくせき)。

 

古い競技者ならみんな知っているが、学法石川

自転車の一流選手を多数輩出している学校だ。

私などは学法石川や白川実業と聞くとなぜか今でも

心ががざわめく。

 

試合は実力を問われるコースだから、登れなくて

千切れてしまえば、少なくともレースの着争いには参加できない。

展開できる脚が理想だが、最低限集団に残ることが必要だ。

今回の私のミッションはそれだった。

レースを作るのは若者に任せる。

そのぐらい今の脚では割切りの必要なコース。

最終回まで残れば、脚質的なアドバンテージはあると信じて。

 

パレード走行から理想的なポジション取りで登りに入る。

余計なところで力を使うほど実力がないことは自分自身知っている。

全てにおいて、無駄が無いように確実に進めなければ下位入賞の

チャンスすらなくなるのだ。

 

1周目は特段問題なく消化した。

だが、2周目の登りで急激に脚にきて千切れてしまう。

もう少し我慢すれば、あと30秒ぐらいは着けるかもしれないが

そうすればそのダメージは大きく、あとはリタイアしかなくなる。

どのみち後3周も残っているのだ。

 

千切れてからは、前にも後ろにも誰もおらず、しばらくは一人で

走っていたが、ちょっとすると後ろから10人程度の集団が来たので

一緒に完走を目指す。

 

制限時間の5分を意識しながら力を合わせ3周、4周と消化して

最終回の関門も無事に止められずに、完走が確定し小集団は

完走の小さな喜びの中、せっかくなのでゴール争いを繰り広げた。

先頭でゴールしても40位以下の争いだけど、完全燃焼したい

思いは皆同じだ。

 

最近のJBCFのリザルトのアップは素晴らしく早い。

試合からの帰りの車中で確認するのはいつものことだ。

そして、車の中で愕然とする。

DNF・・・

最終関門は通過しても、ゴールタイムが規定の5分を越えていたので、

完走扱いにならなかったようだ。

 

走れない選手が、関門の事で恨み言を言うのはみっともないが、

事実ゴールまで走っているのに、DNFは辛いな。

ゴール争いまでして、馬鹿みたいだ。

 

強くなって出直せよって事か・・・

登り・・・まだ強くなれるかな。

登りの強さはロードの競技者の核心部分だけにそこにはこだわりたい。

それが、歳を重ね時間の流れに奪われるのは、競技をやっている者には

手足をもがれるに等しい感覚が有る。

人によって違うのかな、少なくとも私には。

 

競技力が落ちていくのも、それは自然の摂理だと、理解できるほど

私は人間が出来ていない。

本気でやれば、それ相応の結果が欲しい。

もう少しあがいてみる。

まだやれる事は有るはずだ。