本気で信じていた

ツールドフランスに出たり、世界選手権で優勝したり。

競技を始めたころの目標。

いつかやるぜ。やれるはず。

本気で信じてた。

 

競技を始めてから同年代として弱かった時期がほとんどなく、

それなりに走れたもんだから、思いっきり調子に乗ってた。

結論それは勘違いであり、夢は果たせなかったけど、大きな夢を持ったことは

ちょっとこっぱずかしいが、恥ではなく良き思い出であり、自分の原点でもある。

 

かなり前になるが、実業団登録してる高校生から相談を受けた。

海外で走るにはどうしたらよいか。強くなるにはどうしたらよいかと。

アドバイスをして、『強くなりたいんなら朝練こいよ、一緒に走ろう』と呼びかけると

『朝弱いんで、起きれないんですよ』と。

夢は大きく素晴らしいが、明日の朝練は出来ないと。

本気で夢を追うなら、朝練なんて何の問題もないはず。

今日の事をできない、今週やらなければならない事を出来ない人に夢は追えない。

 

夢を持とう!

少年は大きな夢を。

中年は奇跡的に実現できるぐらいの夢を。

壮年は何とかやれそうな夢を。

そして、計画しよう。

今週の事、春までにやる事、秋までにやる事。

冬の間にすること。

一年後の自分、3年後の自分…

 

取りあえずは、何はともあれ朝練ですね。

私もチャレンジャー。

明日も朝からよだれ垂れてきます。