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煩悩に惑わされるな!

 

数珠の玉の数が108って知っているだろうか。

諸説あるが、煩悩の数らしい。

人は煩悩にはいつも惑わされる。

家庭的には子煩悩だったら喜ばれるんだろうが・・・。

 

私が現役で走ってた時には2列になる円のローテーションは練習では

一般的ではなかったな。

一列で走って、しんどくなったら手(肘合図でなく)を出して交代を促すのが

一般的。

18シーズンお休みしてると、その辺の流儀も変わっていて戸惑ったのを覚えている。

ここで1列ローテーションと2列ローテーション(円のローテーション)のメリット、

デメリットを整理したい。

 

一列ローテーションのメリットは強い人が長く、弱い人が短く引くことが出来るの

で、集団内の力の差を均一にすると言う合理性が有ります。

一本引き、ツキイチが自在ですね。

そして、一列ゆえの幅の狭さ。安全ですし、車からの理解も得やすい。

安全と判断した時に、交代の合図を出せば超スムーズに進行できます。

デメリットは集団の人数が多いと集団が長くなりすぎて、統率がとりにくく、

ゴム伸び現象が起きて、加減速が多い場面では後ろの負担が大きくなり

ギクシャクします。

練習では10人ぐらいを一集団とした方がスムーズだと思います。

一方、円のローテーション(二列になって回っていくやつ)のメリットは

先頭時には若干出力が上がりますが、左により少し待てば前に選手が

来るので、楽になります。

つまり、引く時間が短く出力変動も少ない。楽に進行できます。

デメリットももちろんあります。

円のローテーションは前にも後ろにも人がいるため勝手な動きは出来ません。

長く引くこともできないし、短く引くこともできない、速く引くことも、遅く引くことも

ダメ。

何にもできないのが円のローテ。つまりペースを上げ下げ出来ないし、

強いものが長く引くような調節も出来ないので、脚の均一化が出来ません。

ひたすら出しゃばらず踏む。協調性を重んじる日本人好みかな(笑)

2列ゆえの交通の障害になる事や走行危険の増大も、日本の交通状況を

考えると無視できないでデメリットだと思います。

 

道路状況や人数、レベルに合わせてリーダーがどちらのローテで行くか

決めれば良いと思います。

 

一列ローテーションは基本普通に走っていれば、多少スピードが速くても遅くても

周りは対応できるし、問題は有りませんが、初心者に難しいのが円のローテー

ションです。

レース現場ではローテの破壊を目的とする走りの場合もあるので、ここではきれ

いなローテーションの実践の話です。

円のローテーションをうまく進行させるには自分の中の煩悩を捨てなくては

なりません。

数珠を机において縦長にして回転させて下さい(頭の中でも良いです)

左回りの場合、右の先頭に出たら左には先ほど前を引いた前走者がいて

下がっていきます。

前走者が一車身下がったあたりで、ゆっくりと左により前走者の前

(つまり左先頭)に出て前走者の風よけにならなければなりません。

そして、自分は脚を徐々に緩め後走者が自分の前に来てくれるのを待ちます。

もう一度、数珠を回して進行させて下さい。

右列は一定スピードです。左列がやや遅いスピードで下がります。

前にも、後ろにも隙間が無いのが良い円のローテーションです。

更に言えば、横間隔も詰めると体にあたり横に流れている気流が使えるため、

集団速度の維持には有効ですが、これはあまり言うと事故リスクもあるので、

集団の技術次第です。

 

煩悩を捨てて、きれいなローテーションを実践しよう。

練習では煩悩を出しまくって、集団破壊を仕掛けるのもアリですけどね!