2017西日本チャレンジロード
今年も春の恒例である西日本チャレンジロードに出場した。
毎年のことだが、全日本選手権の出場権獲得の為に本気で走る
プロクラス(A-E)とは一緒に走れないので、登録競技者35歳以上の
(A-M)マスターズクラスでの出場だ。
解りやすく言えば、ちょっと頑張っているおじさんのクラス。
過去2年は優勝しているので、出る以上は3連覇を狙うのはもちろん、
新チーム、Newウエアでのチーム内初優勝を密かに狙う(笑)
行われていた大会だったのが、広島森林公園のコースが出来てから
西日本チャレンジロードが出来たようだ。
いつものように早朝に大阪を出て、8時には到着。
朝の冷え込みはきついが、春の太陽は力強くスタートの10:30には
すっかり暖かくなっていた。
この時期に雨は流石に厳しいので、春の太陽がありがたい。
さて、レースの方だがみっともないレースだったのであまり
書く気もしないが自戒の念を込めて書き留めておこう。
スタートから1周目はチーム員のFJTの流し先行から始まる。
私は2番手で模様眺め。前で走る方が落車のリスクもなく走りやすい。
1周目の途中で、同じくチーム員のイシトモが逃げる。
が、程なく帰還する。
他選手も時折逃げを打つが決定的な力強さがなく、どの逃げもすぐに
吸収される。
私はというと、スプリントに備えひたすら消極的な走りを続ける。
その間、FREE SPEEDのT山さんが果敢に先頭を引きまくる。
おそらく集団内で一番脚があったはず。漢ですね。
2周目も同じような展開で特段の事件も起こらず程ほどの強度で
進んで行く。
3周目の登り1段目の立体交差付近から今度はチームGINRIN熊本のT富さん
が上げまくる。私は2番手で後は見ていないがこの引きで集団は崩壊寸前に
なっていたはずだ。
幸い私はまだ脚に余裕があり、このままゴールスプリントでと考えていた矢先、
このコースの最大の負荷がかかる3段目の坂のかかりで、FJTが渾身のアタック
私は2番手にいたが当然抑えに入り、交代拒否。
FJTの粘りと、私の抑えが効き一時は逃げ切り決定かと思い、2位確保の
心づもりになっていたのだが、一人逃げの高負荷は登り返しでの失速を生み
急激にアドバンテージを減らし、FJTはゴール前の登りで吸収されてしまう。
そこからはもうよく覚えていないが、1位の酒居さん、3位の曹さんとの
微妙な絡みがあり一瞬踏み遅れてその遅れがそのままゴールでの差になった。
結果は2位。ゴール前に脚がなかったのは事実だ。
脚があれば微妙な踏み遅れは問題にはならなかっただろう。
自ら宣言していた三連覇に失敗。
同タイムの2位で、自分の感覚では5㎝多くても10㎝以内の差だと思う。
それでも走っている本人は負けたのが解った。
1位の酒居さんの驚異的な粘りも特筆ものだった。
写真判定だったので、結果発表までに少し時間があったけど、自分の感覚が
間違っていることをちょっと期待してしまった(笑)
しかし、ロードで狙って勝つのは難しいな。
新チーム内、初優勝もお預けとなったが、楽しみが増えたと思うようにしよう。
それと、新チームが無事走り出したことを実感できたのは大きな喜びだった。
来週からは実業団レースがスタートする。
楽しく、苦しく頑張っていこう。