UCIグランフォンド世界選手権2018VARESE 移動編

UCIグランフォンド世界選手権2018VARESEへ参加してきた。
この大会は日本で夏に行わたグランフォンドニセコ予選の本選に当たる。
だからこの大会は世界選手権の位置付けだ。ちょっと気恥しいけど。
しかし、大会のレベルとしては相当高く、走力、テクニックともにエイジの世界一を決めるのに相応しい大会だと走り終えた今思う。

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少し長くなるが、次年度以降参加する人の参考になるように移動とトラブルも含めて書き残すことにする。9/28大阪空港(伊丹)から羽田へ移動、羽田からミュンヘン経由でミラノマルペンサ空港へ。ここまでは順調。ミュンヘンでのトランジット時にアマゾンで手配していた現地SIMをSIMフリースマホへぶち込む。マルペンサ空港で同行の岡山でチクリ・ピオニエーレを営む藤原氏と待ち合わせをしていた。早く落ち合って、事前手配しているレンタカー会社へ行き、手続きをしなければいけない。しかし、ラインを見ると既にマルペンサに到着しているが、荷物は出てきているが、自転車が出てこないと・・・。

遅れて私がマルペンサに着くと、藤原氏が途方に暮れた様子でロストバゲージのコーナーに並んでいる。すでに1時間は並んでいるらしい。
この遠征のためにレベルアップを図ったイタリア語が実践で通用するのか試される機会がこんなに早く来るとは!語学を勉強した人ならわかるだろう。一般的な会話と、トラブルの解決で出てくる表現や単語のレベルが全然違うのが。
つたないイタリア語でロストした輪行袋の外観を伝え、ホテルの連絡先を伝え、後の連絡と郵送を待つということになった。というかそれしか選択肢がない。

 ロスバゲの処理で時間を取られたので急いでレンタカー会社へ向かうがこれを探すにも一苦労。空港は広く何をするのにも時間がかかる。レンタカー会社を見つけ手続きを進めるがここでも事前勉強では出てこない単語を使っての質問攻めに辟易しながらも、勝手にアップグレードされたオペルをゲット。

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早速乗り込んでVARESEまで向かうのだが、駐車場を後にしながら、返却の話を聞くのを忘れていたことに気づき、果たしてこの複雑な空港駐車場に戻れるかな・・・と不安な気持ちが胸をよぎる。空港を離れるとそのまま高速道路A8につながっている。出口はVARESEの街の直近にあり40分ほどでこれから6日間お世話になるアパートメント(民泊的なキッチンがついてる部屋)に到着。1階のオーナーがやっているリストランテで鍵をもらいその日は終了。

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早く藤原氏の自転車が届くことを祈るが、ここはイタリアだから次の朝は無理だろうなと話し合いながら、自転車を組み上げて、疲れとともに就寝。ああイタリア、波乱の幕開け。

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